材料の選び方


■実践食養生法 【食材の選び方】

調理する前の食材選びから食の養生が始まります。

食養生には古今より様々な方法がありますが、「食材選び」がなによりも大切です。
和食か洋食かの議論はさておき、食材を選ぶということは「自ら調理する・料理を作る」ことが前提になるからです。
食材を求め、ご家庭で調理し、料理を作られることから食養生が始まるのです。

加工食品や中食から理想の食養生が得られることはまず無いと思います。
料理に使われる食材の質が問われるのもそのためですが、食材を選ぶ目利きが望まれるところです。

<食は人相も変える・・・>
古人は「食は人相も変える」とまで言われますが、季節と共にカラダのリズムも変化します。カラダの求めるものも変化するのですが、現代人はこの微妙な感覚を感じる力が退化して来たのではないでしょうか。

最近日本人の人相が変わってきたと思われませんか・・・
日本には季節があり、旬の食材があり、豊穣のお祝い事があり、地域に根付いた食文化が育まれていたのですが、食のグローバル化が進む中で、食養生法も従前のものを見直すことも必要です。

<旬を感じて食材を求めることが養生の始まりなのです・・・>

カラダが欲しているのは、その季節に最もおいしく出来上がった生命力のある食材です。その最高の状態が「旬の食材」として食卓に上るのです。

旬のものは自然に逆らわずに収穫され、我々消費者に届けられるため、価格も安く、その上美味しいという良いこと尽くめなのです。

旬の食材に豊富なものはビタミンやミネラルなどと単純に考えがちですが、5大栄養素の働きに加え抗酸化作用が強く働くファイトケミカル(植物生理活性物質)や植物酵素の存在があるのです。

カロチノイドやフラボノイドはファイトケミカルの仲間ですが、人参や大豆に含まれる代表的な存在です。
ファイトケミカル群は酵素反応を促進し、5大栄養素の吸収を応援してくれますが、そのほか活性酸素の除去やカラダが錆び付かないように抗酸化作用を発揮してくれます。

この植物酵素は旬の野菜・穀類・根菜類の旬の時期に豊富なのです。
和食を中心にメニューを考え、朝の野菜ジュースに旬の野菜や果物を加えるとともに、「醗酵米ぬかサプリみちびき」の補給で、食養生に必要な栄養素は十分補給できるはずです。

■季節を頂くことが、自然の精気を取り入れることにつながるのです・・・

<春に食べたい主な野菜果物 3月~5月>

ブロッコリー・カリフラワー・ねぎ・ふきのとう・レタス・小松菜・にら・ふき・三つ葉・人参・ほうれん草・新玉ねぎ・たけのこ・キャベツ・春キャベツ・ウド ラディッシュ・アスパラガス・えんどう豆・そら豆・いんげん豆・セロリ・イチゴ ・・・


<夏に食べたい主な野菜果物 6月~8月>

サラダ菜・レタス・ラディッシュ・アスパラガス・セロリ・小松菜・大根・ふき・ほうれん草・人参・とうがらし・三つ葉・いんげん豆・えんどう豆・そら豆・枝豆・キュウリ・なす・トマト・ピーマン・オクラ・にがうり・モロヘイヤ・かぼちゃ・玉ねぎ・ジャガイモ・みょうが・オクラ・とうもろこし・ビワ・ウメ・サクランボ・スイカ・桃・・・


<秋に食べたい主な野菜果物 9月~11月>

サラダ菜・ピーマン・なす・三つ葉・小松菜・ニラ・レッドキャベツ・カリフラワー・ねぎ・里芋・しょうが・山芋・サツマイモ・キャベツ・大根・セロリ・ほうれん草・パセリ・レンコン・かぶ・人参・レタス・コメ・椎茸・シメジ・舞茸・松茸・柿・栗・イチジク・葡萄・梨・リンゴ・メロン・・


<冬に食べたい主な野菜果物 12月~2月>

白菜・だいこん・ごぼう・カリフラワー・春菊・小松菜・人参・ほうれん草・里芋・ブロッコリーリンゴ・エノキタケ・ねぎ・みかん・サラダ菜・パセリ・レタス・芽キャベツ・ふきのとう・・・


●ガンを予防する食材とデザイナーズフーズ・プログラム・・・
米国のガン撲滅運動は、マクガバンリポートから始まったと言えますが、90年代の国立ガン研究所によるデザイナーフーズの探求が、その後の、米国のガン予防の事情を変革させました。

米国でガンによる死亡者が減少し始めたのです。

野菜や果物にはガンを抑制するファイトケミカルがあり、これらを食することによってガンを予防し、ガンによる死亡を減らそうとするものです。

過去10年間、野菜や果物のガン予防効果が有るといわれる約40種をリストアップし、これらをピラミッド状に並べたものが「デザイナーフーズ・プログラム」です。

または「デザイナーフーズ・ピラミッド」とも言われています。
図の野菜群以外にも、ガンを予防に役立ってくれる食品があります。
かいわれ菜、かぶ、海草類、大根、ニラ、豆腐、わさび、サツマイモ、ごま、セリ、青じそ、パセリ、ホウレン草なども食養生として食したいものです。


■種や豆類の調理のひと手間・・・

「種」や「豆」類を調理されるときはひと工夫が必要です。
殆どの種には酵素を抑制する物質(アブシジン酸)が含まれ、そのままこの物質が体内に入ると体内酵素を奪う特性があるからです。

種や豆は胚乳に含まれる栄養素をエネルギーに変えるための強力な酵素が含まれており、本来の発芽すべき環境が整ったときに酵素の正しい働きが始まります。
それ以外の環境下では、自分を食べさせないように作用する抑制のエネルギーが働くのです。
これがアブシジン酸の酵素抑制物質の作用なのです。

種や豆類の利用では、最低でも半日の間水に漬けるひと手間が必要なのです。
そのとき出来れば「六角水」と呼ばれる六員環構造水が相応しいのです。

その働きは「水の養生法」のページで詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。


毎日30種以上の野菜類を合計350gの野菜や果物を食べるのが良いとされていますが、実際に食事で補給するのは大変難しいものです。お奨めする”朝の野菜果物ジュース”の具材を増やしタンパク質源として無調整の豆乳を加えることをお奨めしています。

■体内の炎症を抑える和食効果・・・
動脈硬化は、血管内に炎症を惹き起こした状態にあるのですが、和食には炎症を抑える働きが整っています。
余分なコレステロールをコントロールしてっくれる働きが腸内細菌に準備されているのです。

血栓が蓄積した血管壁は過剰なコレステロール等によって炎症が起こりますが、発酵食品に含まれるポリアミンはこの炎症を抑えてくれ優れものの物質なのです

ポリアミンを多く含む食品は、大豆を材料に作られた納豆や味噌等の醗酵食品に見られます。
さらに多くの腸内細菌が作り出す酵素が増えることで、腸内環境が整い、ポリアミンが増え、血管内の炎症を防ぎ、血管の弾力性を回復して老化を防いでくれるのです。

加齢と共にポリアミンの細胞内生産量が減るため、食べ物で補給する工夫が欠かせないわけですが、この食養生法がアンチエイジングに大いに役立ってくれるのです。


サプリみちびきでは、食養生としての「朝の野菜・果物ジュース」と「和食中心の食事」と共に、さらに発酵食品でありながら、食物繊維を補給し腸内環境を整える「醗酵米ぬかサプリみちびき」を、健康補助食品として用いることをお奨めしています。