長寿と酵素の深い関係


■長寿を支える酵素・・・・

人間は火を使うようになってから、多くの病気を抱えることになりました。
縄文人の老人は意外と長寿だったらしく、その食生活は野菜や穀類、果物、豆類、海藻、貝類が主食で、糞便量は1kgもあったと推定されています。

ウンチは免疫力のバロメーターなのです。
何しろ腸内細菌とその死骸が半分以上で、その量が多いほど免疫力があるとの裏付けになるのです。(鶴見医師はウンチの8割以上が腸内細菌の死骸であると説いておられます。)

人類の進化の過程で火を使うようになったネアンデルタール人は、生食から離れ、酵素の摂取量が激減したために、関節炎に罹患していたのだそうです。

まさに人類の歴史は、病気の歴史でも有り、鶴見医師は食物酵素(体外酵素)の不足が根本的原因であると述べておられます。

加齢と共に免疫力が低下することは良く知られていますが、体内の潜在酵素も年齢と共に減少し、活性が低下します。
シカゴのマイケル医学博士は老人と若者の唾液中の酵素を比較調査しました。この調査から老人の酵素活性は若者の30分の1であることを確認しました。

老化とは、まさに体内酵素の不活性化であり、酵素の減少で加齢と共に様々な健康障害が生じることになります。その予防にお腹を整える食養生で酵素補給を積極的に行わねばならないのです

腸の免疫機能は大変優れています。
体内の免疫機能のうち80%程度が小腸の粘膜組織にあり、高齢になっても食養生を工夫することで免疫力を維持することが出来るのです。
21世紀になってから、この「腸管免疫」が免疫の最適化現象をもたらすとして、俄然注目され始めたのです。

そこで活躍するのが酵素と食物繊維、さらに腸内細菌を充実させる食物群なのです

醗酵米糠や酒粕で作られた「醗酵米ぬかサプリ」は、食物繊維と醗酵食品の機能を発揮する健康補助食品なのです。


■肝臓の解毒機能は酵素のチカラ・・・

肝臓の大切な機能の一つに解毒作用があります。
身近なところではアルコールの解毒が挙げられます。

アルコール分解酵素のCYP(シトクロムP450)が働くことで左党の体質となりますが、この酵素がないと下戸になります。

肝臓は化学工場にたとえられますが、食品添加物や薬物、有害物などは、薬物代謝酵素によって酸化、還元、加水分解され、水に溶ける物質に変化して尿や胆汁として排泄されるのです。

薬物代謝酵素を多く保持して生まれたヒトは健康な生活が送れる可能性が高いのです。

鶴見隆史医師は、母親が妊娠中に生野菜や生の果物、ローフードの食品で、酵素を多く含む食品中心の食生活をしていた事によるものと考えられています。

お酒を多飲するとγ-GTPの数値が上がります。
解毒作用に関係する酵素で、肝臓の細胞が壊れたときに血液中に流出しますが、この数値によって肝機能の障害が判ることになります。
GOTやGPTも同様で、肝細胞が疾患により壊れると、タンパク質を分解してアミノ酸を作る酵素が血液中に流出するのです。
つまり酵素の流出量を確認することで、肝臓の働きが保たれているかを知ることが出来るわけです。

肝臓内では活性酸素との闘いが日常茶飯事に起こっています。
ウィルスや細菌を処理する解毒の過程で活性酸素が発生するのです。これに対処する抗酸化物質がグルタチオンですが、これを活性化する必要があるのです。
この役割を担うのが代謝酵素で、グルタチオンペルオキシターゼが解毒の化学反応を触媒するのです。

体内に食品添加物などの化学物質や農薬、ウィルス、細菌類、重金属などの毒物を取り込むほど代謝酵素が必要となり、肝臓の機能が低下し、結果的に病気体質のカラダを招くことになるのです。


■加熱食と酵素たっぷりの「生食材」の差・・・

酵素の有益性を実証するネズミによる食の比較実験があります。
鶴見医師が紹介するスコットランドのオアー博士の研究です。

ヒトが食べる普通の加熱食品を餌としたネズミは繁殖能力が低下し感染症に罹りやすく、腸炎や肺炎、貧血を起こし、ガンで亡くなりました。

生野菜を主とした餌をネズミは、健康で長寿であったのです。

アメリカのヘイザー博士は4000匹のネズミを使って同様の実験を行ったところ、やはり加熱食の群では病気がちで通風や胃潰瘍、関節炎、肺結核などの様々な病気に罹ったのでした。

この実験からも酵素を含む生の野菜や果物は、健康の維持に重要な役割を果たしていることが判るのでした。

ビタミンやミネラルの補給だけでは、満足のいく健康養生法には至らないのです。
この実験からも生菜食や野菜果物ジュースの健康への有効性が判ります