健康養生に酵素が欠かせない


■健康には欠かせない酵素・・・

酵素は人生命と寿命に深く関わり、生体触媒として不可欠の存在です。

酵素の分類では、酸化還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、脱離酵素、異性化酵素、合成酵素の6つに分類されていますが、その研究分野は生物学としての酵素科学や酵素工学、さらに有機化学の分野に幅広く広がります。
この分野の研究では40名以上のノーベル賞受賞者がおり、今後も受賞者が続くものと予測されています。

このホームページでは酵素の学問的探究ではなく、健康養生に役立つ食物酵素、体内酵素を上手く取り入れて活用することを、酵素栄養学が主張する酵素の働きや腸内細菌の有効性を学び、酵素を日常の健康生活に生かす手立てを考えます。

一般には余り知られていない酵素ですが、「酵素」は健康養生や食養生においては絶対に見逃せない物質なのです。
日々の食生活に生菜食や根菜類、穀類、醗酵食品を取り入れることで、腸内細菌は増殖し、善玉菌や日和見菌が作り出す酵素群が健康を約束してくれるのです。


■酵素は触媒の役割・・・
よく知られている代表的な酵素に「消化酵素」と「代謝酵素」があります。これらを統合して体内酵素と呼ばれています。 
ハウエル博士によると、酵素は一生で生産される量が決まっており、また毎日生産される量も決まっているらしいのです。

鶴見隆史医師曰く、「消化酵素と体内酵素の相関関係が重要で、日々の生活では消化酵素を余り使わず、代謝酵素が積極的に使われる生活が長寿に関係する・・・」との事です。

デンプンを分解する物質がジャスターゼで、このジャスターゼがアミラーゼと呼ばれる消化酵素です。
タンパク質を分解する酵素がペプシンで、プロテアーゼに属します。

エドガー・ハウエル博士曰く、「体内に存在する酵素以外に、生の食物に含まれる“食物酵素”が存在し、食することで得られる酵素が“体外酵素”なのです・・・」

健康維持には糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルが5大栄養素として不可欠ですが、これに食物繊維(不溶性&水溶性)と水が加わり、さらにポリフェノールなどのファイトケミカル(植物の生理活性物質)が抗酸化物質として不可欠です。

この次に加わるのが酵素群ですが、酵素の存在とその役割が徐々に明らかになってきたのが9番目と言うことで、9番目の栄養活性物質として位置づけられていると、深見隆史医師は著書で述べておられます。

酵素は、各種の栄養素が効率よく働くために、体内での化学的生体反応を瞬時に促す「触媒」となり、分子レベルで化学反応を応援しています。

このため体内に酵素が欠乏すると、代謝活動は損なわれ、生命を維持することが不可能になるのです。

酵素が作られる環境はDNAに存在するのですが、一般のタンパク質と違って、タンパク質の殻に囲まれつつもビタミンなどの低分子の物質を捕らえる特異な穴があり、ここで分解と合成の作業をとても素早く行います。
酵素の反応速度は余りにも速く、触媒としての働きを十分に果たしているのです。

そのときの反応の最適温度は、体温が38℃~40℃で最も活性化するのだそうです。
病気で熱が出るのは、酵素の働きで病気を早く治すための化学反応なのです。