酒粕は女性を守る


■酒粕は、豊富な食物線維でお腹スッキリ・・・

酒粕の栄養成分の中で特出するのが食物繊維量とアミノ酸量です。
食物繊維は100g当りで比較するとゴハンの約17倍、豆腐の約13倍ですから、その量に驚かされます。
そしてこの線維は不溶性の食物繊維ですから、水に溶けず、胃や腸に長く止まってくれるのです。
このため満腹感が得られやすいのです。

もちろん1日の理想的な摂取量は25g前後ですから、他の食材からも食物繊維を摂取する必要があります。
“醗酵米ぬかサプリ” は、米糠と酒粕が主たる材料ですから、食物繊維の量は十分なのです。
食べた翌日か、数日後には含有する食物繊維の働きをご確認いただけます。

酷い便秘でお困りの方は、「米糠健康法」と同じように毎食後に摂食されることをお奨めします。最低でも朝食と夕食時にはお食べいただきたいですね。


■酒粕は、便秘の改善効果が絶大です・・・
酒粕の食物繊維量はご飯の17倍、きのこや海草より多く含んでいるのです。
酒粕は、不溶性の食物繊維で、胃の中に長く滞在するので満腹感が持続し、食べすぎを抑えることが出来ます。また水分を吸収してくれ、その結果糞便のカサを増やし、腸の蠕動運動を促してくれます。
糞便のカサが増すことで腸内の有害物や老廃物を効率よく取り込んで排泄し、腸内環境を整えてくれるのです。

この働きを応援してくれるのが酒粕に含まれる麹菌や酵母菌、酒粕のオリゴ糖なのです。
ビフィズス菌などの善玉菌とインドールやスカトール、ウェルッシュ菌などの悪玉菌の間にあって、どっち付かずの日和見菌を覚醒させ、この日和見菌が善玉菌のように働くことで断然腸内環境が整います。
その結果恒常的な便秘も改善されるのです。


■酒粕は、ダイエット効果有り・・・
酒粕はデンプンの吸収を遅らせます。その結果肥満を予防する事に役立つのです。炭水化物はαアミラーゼで分解されてブドウ糖になり、小腸から血液中に入ります。ここに酒粕が加わるとαアミラーゼの作用を阻害し、ブドウ糖自体の生成を抑え、ユックリとブドウ糖(グルコース)を吸収し、血糖値やインシュリンの上昇を遅くするのです。

結果的に脂肪細胞に取り込まれにくくなり、肥満の予防に役立つのです。
もちろんインシュリンの分泌も抑えられ、血糖値の上昇も抑えられるので、糖尿病の予防にも役立つわけです。
太りやすい食品を食べるときは、酒粕を一緒に摂る事で、太る要素を少なからず取り除いてくれるのです。


■酒粕は、骨粗鬆症を予防・・・
日本人の平均寿命は伸び、女性は86歳、男性は80歳。何とも喜ばしいことには違いないのですが、健康寿命では女性76歳、男性72歳となり、シッカリとした健康を維持できる年齢は大幅に低いのです。

その間に何が起こるか・・・。
厚生労働省は運動機能が衰える老齢者を対象に“ロコモーティブ・シンドローム”の対策を打ち出しています。
加齢とともに骨密度が低下しやすくなりますが、特に女性では閉経後のホルモンバランスが崩れやすいことから“骨粗鬆症”が心配されます。

いったん“骨粗鬆症”に罹ると、残念ながらカルシウムを摂っても病気回復の効果が得られません。残念ながら治療にはカルシウム製剤が有効であるとする研究結果が得られていないのです。
女性ホルモンのエストロゲンを投与されることもありますが、しかしこれはガンの発育を高め、子宮内膜症のリスクが高まります。

骨は、骨を作る“骨芽細胞”と骨を分解する“破骨細胞”のせめぎ合いです。
骨を作るにはビタミンD3やカルシウム、副甲状腺ホルモンなどが必要で、植物性食品を中心とした食養生や日光浴、運動などで骨芽細胞を活性化する必要があります。

一方骨粗鬆症の原因となる骨の分解では、カテプシンLという酵素(システインプロテアーゼ)が分泌されて骨を弱くします。
このカテプシンLの働きを抑える事が出来たら骨粗鬆症を予防する事が出来るのです。

月桂冠総合研究所が麹の中から、カテプシンLの働きを抑える物質を3種類も発見したのです。
しかもその作用は非常に強いもので、システインプロテアーゼの働きを抑えてくれるのです。
そしてこの抑制物質であるシステインプロテアーゼ阻害プロテインンが「酒粕」の中にも見つかったのです。


通常骨粗鬆症の治療薬は、子宮内膜症や乳がんなどのリスクが高まるようですが、酒粕には副作用が無く、毎日食べることでこれらの病気を予防する事が出来るのです。

酒粕を工夫した健康食品を生活に取り入れ、軽めの運動を定期的に行ない、積極的にカラダを動かすことで骨粗鬆症を予防する事が出来るのです。


■酒粕は、更年期を改善予防・・・
女性に特有の病気が更年期障害ですが、最近では男性にも同様の症状が顕現すると言われています。
ホルモンのバランスが崩れて発症する男女共通の症状では、発汗や頭痛、めまい、ほてり、発汗、耳鳴り、肩こり、不定愁訴、不眠、不安症などで、ストレスに敏感に反応するのも特徴です。

ストレスや心配事、ショックなどの不快な症状は血管が収縮することで発症します。
この症状を改善するには、血管拡張作用のある“アデノシン”が必要ですが、この物質が日本酒や酒粕に含まれるのです。
更年期症状では、少しのストレスでも交感神経が過敏に働くため、血管の収縮が起こるので、アデノシンを含む「酒粕」の料理がお奨めとなるのです。

酒粕の血行促進効果により血液循環が向上し、肩こりや偏頭痛などの不快な症状も改善に向うことになります。
”醗酵米ぬかサプリ”は、そんな働きのある「酒粕」を材料に使っています。


■酒粕は、アレルギー体質を改善・・・
アレルギーは、特殊な酵素であるカテプシンBの働きが原因で発症します。
酒粕には、その特殊な酵素のカテプシンBを抑える物質(ペプチド)が含まれていると、秋田大学の名誉教授である滝澤行雄博士は研究報告されています。

アレルギーは、体内に入って異物として働く抗原に対して、抗体を作り出します。これが免疫反応の単純な仕組みですが、過敏に反応しすぎて症状を引き起こすのが花粉症などのアレルギー反応です。

花粉症ですが、花粉などのアレルゲンが取り込まれるとマクロファージがせっせと食べてくれますが、同時に免疫反応が働いて免疫グロブリンE(IgE)の抗体が作られ、これが肥満細胞に付着すると、この肥満細胞が刺激されてヒスタミンなる化学物質を放出してアレルギー症状が発症します。


花粉アレルギーを発症するのは、カテプシンBという酵素で作られる免疫グロブリンE(IgE)が関係しています。
このカテプシンBという酵素の働きを阻害すれば、抗原に対して抗体を作らないので、アレルギー反応が抑えられることになります。
花粉症だけでなく、アトピー性皮膚炎やぜんそくなども改善してくれるのですが、嬉しい事に「酒粕」にはこのカテプシンBの強力な阻害物質が含まれているのです。

つまり酒粕を工夫して健康食品のように常食していれば、過剰なアレルゲンに対して免疫グロブリンEが作られないので、アレルギーを発症が押させられる可能性が高まります。


■参考図書
・酒粕の凄い特効 滝澤行雄(秋田大学名誉教授)監修/宙出版
・酒粕のすごいパワーやせる健康になる  滝澤行雄/監修・学習研究社
・酒粕に秘められた驚きの健康効果  NHKウィークリーステラ
・酒粕健康パワー  滝澤行雄/監修・世界文化社
・麹  一島英治著/法政大学出版
・人の健康は腸内細菌で決まる   光岡知足著/技術評価社