大豆と豆乳のチカラ


●大豆&豆乳の効能
<大豆&豆乳は、本当に優れもの・・・>

"豆乳"は大豆を磨砕、加熱し、この処理を施した大豆を絞った「絞り汁」ですが、街の豆腐屋さんで作られた豆乳は、スーパーなどで市販されているものより濃厚な感じがします。

もちろん原料は大豆ですが、大豆は「畑の肉」といわれるように5大栄養素と呼ばれるタンパク質、糖質(炭水化物)、脂質、ビタミン、ミネラルを含有しています。

豆乳には中でもタンパク質、脂質が豊富に含まれているため、大豆で作られる豆腐は、昔から日本人の貴重なタンパク源でもあります。

大豆に含まれるおおよその植物性タンパク質は35%~45%程度と高く、脂質も18~26%含まれる良質の栄養補給源なのです。


絞られた豆乳には5大栄養素のほか、大豆が有するファイトケミカル群(植物生理活性物質)の殆どが得られるため、豆乳はジュースに混ぜたり、鍋料理に使ったり、ヨーグルトに用いるなどの様々な活用が望まれるところです。

豆腐を作るための大豆は、40%前後のタンパク質量の高いモノが使われますが、搾り出される豆乳には、大豆に含まれるタンパク質量の80%以上が大豆の磨砕で、水に溶散しますし、脂質は約75%が溶散します。


さらに大豆の植物酵素群は豆乳に溶け出し、その消化吸収は95%前後といわれ、極めて高いものとなります。
これらの微量栄養素が体内の生理活性に敏感に反応するので、豆乳の補給はタンパク質の効果的な補給のほか、その他の栄養素を効率よく補うことができ、健康の改善維持に役立ちます。
最近の豆乳製品には、無農薬で栽培された大豆を厳選し、無添加無調整の優れた製品があるので、健康回復や病気の克服を目指される方には、この種の豆乳がお奨めです。

最新の栄養学でも大豆は大変注目されており、アメリカ合衆国政府が発表したガン予防や生活習慣病に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」のうち、大豆は最も有効とされる8種類の野菜の中に挙げられています


<大豆の有効成分・・・>

大豆で作られる豆腐は、アメリカFDA(米国食品医薬局)がまとめた化学的データーにより「血液中のコレステロールを低下させ、心臓病の予防に効果がある。」との表示が許可されています。

大豆には血液浄化の御三家と言われるリノール酸・サポニン・レシチンが含まれます。

この3つはいずれも血管にへばりついたコレステロールを洗い流します。
またリノール酸・サポニン・レシチンには、血液の流れをスムーズにする働きがあるためです。

大豆&豆乳に含まれる有効成分は実に豊富です。

タンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラルの5大栄養素ほか、必須アミノ酸や植物酵素を含有します。
ガンの抑制効果や生理代謝の改善、免疫作用の賦活など生体活性に欠かせない有効成分を補給することが出来る、日本人にとって最適の優れた食材なのです

最近判ってきたことですが、糖尿病に関係するインシュリンの分泌を促すのだそうです。
これからも大豆&豆乳に含まれる成分の新たな働きが発見されるはずです。

<大豆に含まれる有効成分・・・>

大豆タンパク質、大豆イソフラボン、大豆サポニン、大豆レシチン、リノール酸、リノレン酸、フィチン酸、オリゴ糖、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸(ビタミンB5)、ビタミンB6、ビタミンK、葉酸、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン、アスパラギン酸、トリプトファン、アルギニン、チロシン、リジン、ビチオン、核酸、コエンザイムQ10、セラミド、トコフェロール、レクチン、プロテアーゼインヒビター、ニコチアナミン、植物ステロール、その他


<大豆&豆乳の多機能な働き・・・>
豆乳には、豊富な植物性タンパク質や脂質などの基本的な栄養素が含まれるだけではなく、体内で起こる酵素反応や生体の化学反応を調節し、カラダの恒常性を維持してくれるファイトケミカルなどを補給する食品としても注目されています。

大豆の有効性はイソフラボンが特に注目されるのですが、女性ホルモンのエストロゲン様作用として働きますから、内分泌物の生理代謝を円滑にしてくれます。
脂肪を燃焼してくれる働きや脂肪や糖質の体内への吸収をユックリと作用することで、腸内環境を整えてくれます。

この結果過剰な栄養の補給を調整し、腸内フローラを充実させ、免疫物質を作り出すお手伝いをしています。
善玉のコレステロール(HDL)を増やし肥満の予防にも役立つのですが、便秘を改善してくれる効果も得られます。
朝に豆乳を飲むことで、代謝力の向上が得られるため、肥満の予防効果も得られます。


大豆を固形のままで調理した料理もさることながら、豆乳を直接飲むか豆乳を使った料理を工夫することで、大豆の栄養素が体内に吸収されやすくなるので、豆乳の摂取を日常的に心がけたいものです。


<意外だった肺ガン予防に役立つ事実・・・>

大豆や豆乳など、大豆製品がカラダに良いことは古来より知られています。
また日本人のタンパク質の補給源としても大豆は重宝されて来ました。

さらに農地として開墾を始めるときにも、大豆は畑に相応しい窒素を固定化してくれますから、農地作りと作物つくりには欠かせないのが「大豆」なのです。

大豆はフラボノイド系のファイトケミカル(植物生理活性物質)が豊富に含まれています。

中でもイソフラボンは良く知られているファイトケミカルですが、その働きは意外なところにあることが判りました。


通常イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンのような働きをしてくれますから、更年期障害の予防や改善に役立つとされ、イソフラボンやフラボノイド、フラボンには、各種のガンを予防してくれる働きがあることが解明されつつあります。


イソフラボンのガン抑制効果ですが、エストロゲン様作用があるので、女性に多い乳がんの予防に役立つと考えられますし、大豆の植物性の化学物質群は当然大腸がんに有効だとの研究データーが有ります。

現在でも大豆のガン研究が続けられているようですが、近年の研究で過去10年に渡って「大豆のガン抑制」に関する大規模な疫学調査が行なわれました。

その結果、意外なことが解明されたのです。
大豆のガン抑制効果は乳ガンや大腸ガンは勿論の事、これらよりも「肺ガン」に特に効果があることが判りました。


豆乳・豆腐・納豆など、日頃より大豆食品を日常的に食するグループは、余り食しないグループと比較して、肺ガンの発症率は50%以下に抑えられるとのことです。さらに喫煙者に対しても、肺ガンを抑制する効果があるのだそうです。

この疫学調査はサンプル数が10万件近くもあり、厚生労働省もこの研究を認識し、有効としています。
ただし厚生労働省は、イソフラボンの一日の摂取量を60mg以内としていますが、もちろん個体差もあるので、ご自身のカラダと相談して食べる方法を考える必要があるようです。

"発酵米ぬかサプリみちびき”でお奨めする豆乳の有効活用法は、毎日人参・りんご・キャベツを基本的な材料とした「朝の野菜ジュース」に混ぜて飲むこと。ここにサプリみちびきのパウダーを加えると、発酵食品と食物繊維が加わり、完全食品となります。

そのほか大豆を素材にした納豆や冷奴などの食品を優先してメニューに加える食事が、食の養生法として何よりお奨めのメニューとなります。

豆乳の変わりに牛乳を飲むべし・・・とお考えの方には、植物性と動物性のタンパク質の差異を(賢人の養生訓:キャンベル博士の養生:牛乳が怪しいタンパク質の違いよりご覧いただき、ご理解いただければと思います。