大豆の驚異の働き②


●大豆サポニンの効果・・・

大豆サポニンは、大豆に含まれる配糖体といわれる物質です。
食味として、咽喉に残る不快感(渋み、苦み、えぐ味―収斂味という) の原因物質です。

そのため、嫌われた面もありましたが、最近では、健康の増進等に及ぼすいろいろな 機能が注目されています。

その機能としては、

  • 脂肪の蓄積を防ぐ
  • 血管に付着した脂肪を洗い流す
  • 老化のもとになる脂肪酸の酸化を防ぐ
  • 活性酸素の働きを抑制する
  • 腸を刺激し便通をよくする
  • あるいは血栓を予防する
  • その他、成人病や老化防止などに関係する効果が報告されています
  • サポニンには、栄養を吸収する腸の内壁にある突起の絨毛(じゅう毛)を収縮する作用(小腸の内側に無数にある絨毛が細くなることにより正常化して、栄養分を過剰吸収しなくなるのでダイエットできるそうです)があります。
  • つまり、肥満防止の作用があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

サポニンには、今後の研究が期待されています。

<サポニンの働きとは・・・>

植物性生理活性成分であるサポニンは、細胞のリポソーム脂質二重膜の透過性を増大させる活性作用があり、このため細胞の活性化に直接働きかける機能を有しています。つまり細胞膜を作るのに欠かせない物質なのです。

新鮮な大豆の苦み・渋みが大豆サポニンで生大豆には0.3%含まれます。
日本産の大豆には5種類のサポニンが確認されています。

サポニンにはトリテルペン型及びステロイドの配糖体型の他5種類が確認されています。
その置換基は多種多様で性質や働きも多岐にわたります。

トリテルペノイド型は非常に不安定な植物化学物質ですが、非常に強い紫外線吸収力があります。
このトリテルペノイド型成分が植物の情報伝達に重要な役割を果たしていると考えられています。


一般にサポニンはコレステロールに親和性を有しており、細胞破壊を促進するコレステロールの働きを抑制する働きがあります。
また植物性ステロールと呼ばれる物質が小腸からコレステロールより先に吸収されて、その吸収を妨害するため動脈硬化の予防につながることが確認されています。

大豆サポニンには活性成分の一つで肥満予防に効果があることが確認されていますが、食事で取った脂肪は分解酵素リパーゼで細かく分解され体内に蓄積されます。しかしサポニンはリパーゼの働きを阻害し脂肪分解を抑制し、体内への脂肪の蓄積を防止します。

サポニンは体内の脂質が酸化するのを抑え、過酸化脂質を分解します。
この働きによって動脈硬化を進行させる過酸化脂質の生成を抑制してくれます。
血管にへばり付いた脂肪を除去する働きや血栓の発生を抑える作用があります。

<サポニングループ:プファフォシド・・・>
大豆や緑豆に含まれるサポニンには「プファフォシド」などの植物化学物質が含まれます。
これらは黒色腫瘍細胞(メラノーマ)の増殖を抑制し、血液中の血糖レベルを調整する働きのあることが臨床的に実証されています。

プファフォシドとプファフィック酸の派生物質については既に抗ガン物質として特許が申請されているものがあります。


<サポニンと脂肪細胞・・・>
脂肪細胞は生体内の糖・脂質代謝に働きますが、サポニンは前駆脂肪細胞の脂肪細胞への分化を促進させる方向に働きます。
サポニンに坑糖尿病作用があるのは、サポニンの成分であるチアゾリジン誘導体等が前駆脂肪細胞の分化を促進するためです。
つまり脂細胞の肥大を抑え、肥満の予防に役立つのです。に

イソフラボンなども同様の働きがあります。
サポニン・イソフラボンなどによってGPDH(グリセロール-3-リン酸脱水酵素)の活性が上昇し、細胞内TG(トリグリセリド)も上昇することで脂肪細胞への分化を著しく促進させ、これによってインシュリン感受性グルコースの取り組みが活発となります。
その結果、坑糖尿病作用が働くことになります。

難しいですね・・・


<サポニンの肥満抑制効果・・・>
サポニンはブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑え、血中コレステロールの低下を促進する働きがあります。

さらにサポニンを長期間摂食することで腸管表面の組織が変化し、絨毛及び微絨毛の働きが促進されて宿便の排泄を促してくれます。

この働きにより肥満体質の改善を図ることが出来ます。
肥満体質の人の絨毛は脂質を吸収しやすくなっており、その結果太りやすい状態にあります。 サポニンは肥満した絨毛を正常に戻すことで脂質の吸収を抑え、肥満を予防する効果が得られることが確認されています。


<サポニンのその他の効果・・・>
サポニンは肝機能を高め、解毒作用を促進し脂肪肝やその他の肝疾患を予防します。
又リンパ液に働き、免疫力を刺激してガン細胞の増殖を抑えることが確認されています。
またサポニンはDHA(ドコサヘキサエン酸)の同類にあり脳の機能に働き、γアミノ酪酸と共に働き、ボケ防止効果を発揮します。
このほかサポニンには界面活性効果があり脂質の乳化に働きます。


<グループAサポニンとDDPMサポニンの働き=美白美肌効果・・・>
サポニンの美白効果は、「グループAサポニン」とその働きを増強するDDPMサポニンが活性酸素による皮膚細胞の酸化を抑制するために得られます。
このため日焼けなどによる肌の黒ずみを予防することが可能となります。

グループAサポニンには皮脂膜の働きを助けて肌をしっとり、滑らかに保つ作用のあることが確認されています。
皮膚のカサカサや肌荒れは過剰に発生した活性酸素によって皮膚細胞が酸化し老化するからです。
グループAサポニンはフリーラジカルを消去する抗酸化物質としての働きがあり、DDMPサポニンが加わることで抗酸化作用と保湿作用が一段と高まることで美白美肌効果がえられます。


<グループBサポニンの肥満予防効果・・・>


「グループBサポニン」は中性脂肪を減らして、肥満を解消する働きが有ります。

肥満解消の作用機序ですが、腸から吸収されたブドウ糖が脂質に変化するのを防ぐ作用によるためです。

これによって肥満体質の改善にも有効に働き、肥満から来る成人病などの予防に役立ちます。

 


<サポニン・イソフラボンの効果・・・>

  • 免疫力の低下を抑制する。・血栓が出来るのを予防する・血中のコレステロールの低下促進。・血管の若返り・血流を改善する。・高血圧症の改善・脳血管障害や動脈硬化を予防する。・高脂血症・脂肪肝を予防する。・アルコール代謝の促進・副腎皮質ホルモンの分泌を促す・脳の中枢神経に働き、鎮静と興奮作用を調整する・ボケ防止効果・ガン細胞の抑制と癌の予防効果・糖尿病予防効果・慢性肝炎・精神安定作用・精子の数を増加させる・骨粗相症の防止・便秘の解消・改善・腸内腐敗物の軽減効果・肥満予防効果/腸の肥満した絨毛を正常に戻すことで脂質の吸収を抑え、肥満を予防する効果が得られることが確認されている。・美白美肌効果・貧血予防効果・更年期障害の緩和・蛋白質・脂質・核酸の合成を促す・重金属イオンの毒性を緩和する

 

 

 

 

 

●大豆とレシチンの深い関係・・・

レシチンは細胞膜を構成している主要な物質の一つで、1860年代にフランスのゴブリーという学者によって、卵黄の中から発見されました。
彼は、これをギリシャ語でLecithos(卵黄)と名付け、これが今日のレシチン(Lecithin)となったと言われています。
レシチンは動植物界に広く分布し、植物では大豆や酵母に、動物では脳細胞・骨髄・神経細胞・心臓・肺臓・肝臓・腎臓や血管などの諸器官や卵黄に多く、細胞の活動に欠かせない物質であり、人体においては非常に貴重な栄養素です。

また体内に溜まった毒素を排泄してくれる働きがあります。 学名をリン脂質と言いますが、リン酸と脂質が結合したものであり、構造的に見ると油になじみやすい「親油基」と、水になじみやすい「親水基」を併せ持つ天然の界面活性剤の様な働きをしています。

この乳化作用により、レシチンは「脂質のバランスに関する重要な生体物質」であると言えます。
リン脂質にはホスファチジルコリン・ホスファチジルエタノールアミン・ホスファチジルイノシトール・ホスファチジン酸・EPホスファチジル・イノシトールなどがあります。

レシチンの前駆物質としてフォスファチジルセリンがあり、脳内でレシチンに変わったりします。
レシチンの1日の理想摂取量は成人で3~6gですが、日本人の平均摂取量は1g以下と言われて、ジャンクフードなど食物の質の低下により摂食の量が近年ますます減少する傾向にあります。


<レシチンの機能性・・・>

レシチンは植物化学物質として大豆や緑豆、酵母などに非常に多く含まれますが、レシチンは限られた食品にしか含まれていません。
その中でも優れているのが大豆や緑豆のレシチンです。

レシチンは性格にはホスファチジルコリンと言いますが、レシチンにはコリン・イノシトールといった複合ビタミンB群類が豊富に含まれます。

これらは乳化作用による脂肪肝防止性を持っていますから、肝機能を促進するのに役立っています。

また大豆や緑豆などの豆科植物のレシチンにはリノール酸やリノレイン酸等の必須脂肪酸が含まれ、ホスファチジルコリンとともに効率的に人体の活性化に働きます。
卵黄には見られない効果です。

ホスファチジルコリンは脳障壁を通り抜け、直接脳細胞に達し脳神経細胞のシナプスに必要な記憶を助ける「アセチルコリン」などの脳神経伝達物質を作り出します。

アセチルコリンは、アルツハイマーその他の老人性痴呆・加齢に伴う脳の老化を遅らせる効果があり、また脳や神経の病気が防げる効果が確認されています。
これはレシチンが脳中のエネルギー源であるグルコースの脳内蓄積を増やし、神経刺激伝達物質のアセチルコリンのレベルを高めるためであるとされています。

レシチンは生物体中では蛋白質と結合して、リポ蛋白質として存在します。
レシチンが豊富に含まれる大豆からレシチンの成分を取り出せるのは0.5%程度です。

体内中に効率的に吸収力を高めるためには、脂肪酸結合をさらに微分化することで体内への消化吸収を増大させることが可能になりますが、このためには植物ステロールなどの酵素により加水分解し、低分子化する必要があります。

つまり大豆を醗酵させることで低分子化し、吸収の向上と酵素の働きをアップすることを日本人は古より行なってきたのです。


<レシチンと脳の関係・・・

レシチンは人間の体の中では特に脳の中にたくさん存在しているので「脳の栄養素」としても注目されています。
脳の約40%はレシチンで構成されています。
また神経伝達細胞のシナプスなどもレシチンが主成分で、このため脳の健康維持にレシチンが非常に重要な役割を担っています。
人間の脳細胞は情報伝達物質が細胞の間を行き交うことで機能しています。
脳の神経伝達物質が不足すると脳の中で情報が伝わりにくくなり、その症状の一つが脳血管性痴呆となって現れます。
レシチンを摂取することでレシチンに含まれる「ホスファチジルコリン」が脳や神経、細胞内の「情報伝達物質」して機能調整を行ないます

これによって脳の代謝が高まり、脳波のアルファ波が増大し、脳をリラックス状態にすることで物事を立体的に学習する脳機能を育てることが出来るほか、ストレスの緩和や脳の信号伝達を良くしてボケ防止にも役立てます。


<レシチンと血管の関係・・・>
レシチンは血管壁の90%を構成し、血管を正常な状態に保つ機能があります。
これによって血液が浄化され、血管内に溜まる中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させます。

血管の細胞や血液中のコレステロールの蓄積を調整することで、体内の毒素を解毒しカラダそのものを綺麗にする方向に働きます。

レシチンが欠乏すると細胞の再生、しいては皮膚・肌が再生されなくなります。
このためレシチンは湿疹やニキビ、乾癬などの皮膚障害にも有効な働きをしています。


<レシチンと細胞の関係・・・>
レシチンは一つ一つの細胞膜を構成する主成分です。
細胞膜は栄養素や酸素、ホルモンや内分泌物などをバランス良く効率的に取り入れ、ビタミンE等の栄養素を吸収促進すると共に、老廃物・食品添加物・薬物・毒物などの体内の不要なものを排除する働きをしています。

またレシチンは総ての栄養素の受け皿で、レシチンを摂取することで体内に必要な栄養素を効率よく取り込める働きをします。
細胞膜内のレシチンが減少すると健康はもちろんのこと生命を維持することが困難な状態となります。


<レシチンとリン脂質の関係・・・>

リン脂質はリン酸と脂質が結合したものの総称で、リン脂質にはレシチンをはじめいろいろな種類が存在しています。
おもに細胞の表面にあって細胞膜を構成し、血液中の脂肪を水に溶かして運ぶ役割を担っています。

脂質の一種であるリン脂質が脂肪を水に溶かすことができるのは、リン脂質を構成するリン酸と脂質のうち、リン酸は水に溶けやすい親水性、かたや脂質は油に溶けやすい親油性で、この2つをあわせもつリン脂質は、水と油を結びつけて乳化作用を行うことができます。

リン脂質の一種であるレシチンは、脳細胞や神経組織を構成する成分の一つです。
そしてこのレシチンにも乳化作用があります

たとえば、植物油と酢と卵黄で作るマヨネーズは、卵黄に含まれるレシチンの乳化作用を利用したものです。
卵黄を加えない場合は常に分離した状態となり、これはドレッシングと呼ばれています。

体内ではこのレシチンの乳化作用によって、血管壁にへばりついた脂肪は溶かされて血液によって運ばれることになります。
また、大豆レシチンにはコリンとイノシトールという2つのビタミンの働きをする植物化学物質=ファイトケミカルが含まれています。

レシチンが「動脈硬化とボケの予防に効果がある」といわれるようになったのは、レシチンの乳化作用とこの2つの成分の働きによるものです


<レシチンとコリン&イノシトール・・・>
コリンは水溶性のビタミンのように働く物質で、神経伝達物質であるアセチルコリンの材料にもなります。
イノシトールは水溶性のビタミンのように働く物質で、「脂肪肝予防のビタミン」とも呼ばれています。
イノシトールは米糠に多く含まれています。
その働きは「米糠のこと:米糠の驚異の働き」「米糠の抗ガン物質」に詳しく述べています。)

この2つの成分は、相互作用により余分な脂肪が血管壁や体内に蓄積するのを防ぐとともに、神経伝達物質を増やして脳細胞に栄養を与え、脳の働きを調整しています。

これらの働きにより、ごく初期の動脈硬化ならレシチンを摂ることによって、改善することが可能だといわれています。
ただし、ごく初期の動脈硬化では自覚症状はほとんど無いため、レシチンはあくまでも治療ではなく予防を目的に常食することが望ましいと考えられています。

レシチンは血管壁を強くする働きもあるので、高血圧や動脈硬化を心配する人には特におすすめしたい栄養素です。


<レシチンとビタミンE・・・>
さらにレシチンは二次的な効果としてビタミンEの吸収を助け、その働きを高めるというメリットがあります。

ビタミンEは体内に余分な脂肪が溜まるのを防いで老化を防止する、カラダが錆び付くのを防止する働きがあります。
レシチンはこのビタミンEの働きを助けるとともに、ビタミンEもレシチンの酸化を防ぐ働きをするので、レシチンとビタミンEを一緒に摂ると、相乗効果でそれぞれの働きが高まり、血管や細胞の老化予防効果が相乗されることになります

以上の説明から、発酵米ぬかサプリが提案する”朝の野菜・果物ジュース”に、豆乳を加える理由をご理解いただければ幸いです。