腸と肝臓と食物繊維


■腸には食物繊維が欠かせない・・・

栄養素の吸収や免疫の向上、質の良い血液の産出、生理活性に必要な酵素の補給など、腸がこれほどまでに機能してくれるのは、食物繊維が十分に届けられている結果です。

体内に運ばれた有害物や毒素、老廃物を排泄するチカラには、毒素を吸着してくれる媒介となるものが必要です。
食品の添加物を毒素として排泄してくれるのも食物繊維ですし、細菌や真菌類なども繊維が吸着して便と共に排泄してくれるのです。

この役割を担っているのが「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」なのです。


穀類の繊維はセルロースです。蒟蒻はグルコハイマンナン、昆布はフコイダンなどが食物繊維として知られています。寒天にも果物にも食物繊維が豊富に含まれます。
これらの繊維がデトックス効果を発揮してくれます。

食事で得られたタンパク質はアミノ酸に分解され、体内に吸収され、再合成されて必要なタンパク質に変わります。しかしアミノ酸に分解されなかった過剰なタンパク質はカラダに有害です。

大腸内の悪玉菌が優位に働くと、残留タンパク質を有害物質として変質します。これが窒素残留物です。

窒素残留物は悪臭が酷いのです!
インドールやスカトールなどの腐敗物や、アミンやアンモニア、卵の腐敗した臭いの硫化水素などです。
さらに、窒素酸化物とアミンが合体してニトロソアミンなどの発ガン物質をつくります。

これらの物質はカラダへの有害性から、速やかに体外に排泄されねばなりません。

この過剰なタンパク質から発生した物質は、細胞・組織・器官・臓器・脳にダメージを与えることになります。

ここで俄然役に立ってくれるのが善玉の腸内細菌と食物繊維なのです。



■食物繊維と肝臓の関係・・・

動物性タンパク質過多の食事を続けると、アミンやアンモニアが過剰に作り出されることになります。

未消化のタンパク質が変異して腐敗物となり、本来は肝臓で解毒処理されて尿素になります。肝機能が低下した状態にあれば、尿素に変換されず血液中に運ばれます。

このアンモニアが解毒されずに脳に運ばれると、脳障害が起こり、重篤な病気を惹き起こすことになるのです。

食物繊維は腸内に残る有害物や、アミノ酸に成り損ねた毒素を吸着して、排泄してくれるのです。
つまり腸内細菌と食物繊維の豊かな環境下では、腸内での老廃物の滞留時間は短くなり、腸管の蠕動運動が活発になり、排泄が促されます。

代謝活性が整い、肝臓の負荷も軽減され、カラダ全体の毒素からのダメージを避けることが出来るのです。

これがデトックス効果と呼ばれているものです。

ステビア草には肝臓の機能を応援し、有害物の排泄に役立つ働きがあります。詳しくは「ステビアのこと」をご参照ください。