腸で幸せ物質を増やす


●脳内の“幸せ物質”を増すには・・・

幸福感を感じさせてくれる神経伝達物質の代表格はセロトニンとドーパミンです。
そしてその前駆体は腸で作られているのです。

体内には、おおよそ10g程度のセロトニンが存在し、その90%は小腸の粘膜細胞に存在しています。そしてこの細胞はクロム親和性細胞と呼ばれ、ここで“幸せ物質”が合成されると共に腸の蠕動運動に役立っています

残りの8%は血小板に取り込まれ、さらに残りの2%が脳に存在するのだそうです。

まさに腸がセロトニンの生産工場である事が分かります。
ごく僅かな量が脳にあるのみですが、腸で生まれたセロトニンが脳に働いて、気分を左右させる物質として活躍していることに驚かされます。

幸福感を味わうには、腸内環境を整える事が欠かせませんが、その条件として腸内細菌の善玉菌を充実させることが欠かせないのです。

食物繊維の豊富な食材を摂り、旬の食材で季節感を大切にし植物性食品を豊富に取り入れ、さらに醗酵食品を加えて塩分控え目の日本食を楽しめば、これは間違いなく善玉菌を増やし腸内細菌を充実することができるのです。

そして何より大切なのは養生の習慣で、無意識の良好な習慣こそが、人をして健康足らしめる基本的な条件と言えるのです・・・。
"健康"は、習慣の織物なのです。


●腸内細菌の加齢による変化・・


腸内細菌の重要性が明らかになった昨今ですが、その主役となる生き物はビフィズス菌を中心にした乳酸菌たちでした。
腸内に生息する菌の数は100種以上で100兆を超えるそうです。
その総量はおおよそ1.5kgで、多くは大腸に生息しています。



ビフィズス菌のような善玉菌をいかにして増やすか・・・。
善玉菌が増えれば健康へのパスポートを手に入れた事になります。
悪玉菌が優位になれば血液、血管、代謝異常などに関わる全ての病気のリスクが増大する事になります。

但し悪玉菌の全てが否定されるわけでなく、ビタミンを合成し、病原菌を駆除する役割もあるのですから、善玉菌と悪玉菌、日和見菌とのバランスが重要となります。

これらの腸内細菌も加齢とともに変化し、善玉菌の数が激減するのです。
中でもビフィズス菌の減少は顕著で、この菌の減少は脳の変化とも関係します。
ビフィズス菌は幸せ物質を作っていますが、その環境が整わなくなると脳に必要な神経伝達物質の材料が整いません。
腸内細菌が作る酵素群が作られなくなると、たちまち脳内神経伝達物質の劣化が起こるのです


加齢とともに糞便の量が減少するのも、ここに原因があるのです。
糞便の半分は腸内細菌とその死骸ですから、この減少とともに脳の活性も低下するのです。


そして当然のごとく免疫物質の産生も減少し、良質の血液を作り出す働きも低下します。
まさに腸内細菌の善玉菌の減少は糞便量を減少させ、生理代謝力も免疫力も低下させるのです。

加齢とともに便秘族が増えるのも腸内細菌の減少が原因で、日頃の運動不足と植物性食品の摂食量の減少と動物性食品の過食がその背景にあるようです。


●腸内環境の劣化は子供に及ぶ・・・
最近の子供は生まれつきのアトピーや喘息を発症するケースが増えています。
いわゆるアレルギー疾患を生まれながらにして罹患している事になります。
お母さんに共通する原因は、腸内細菌のバランスが悪く、特に善玉菌のビフィズス菌が少ない傾向にあるのです。

母体の原因で子供が病気に罹ることを“母源病”と言うのですが、お母さんのチョットした養生の工夫で解決できるのです。

妊娠中に腸内細菌を増やす努力を怠ると、生まれてくる子供の腸にはビフィズス菌の数が少なくなり、お母さんからの免疫が切れる6ヶ月後には、病原菌に犯されやすい体質になるのです。

健康志向の人は、きっと生きた乳酸菌が含まれているヨーグルトを、日常的に食べておられることでしょう・・・。
しかしそのヨーグルトでは菌数が足りないのです!!
腸内細菌の研究分野で特出した研究をされている光岡博士は、死んだ菌でも菌数が多ければ、腸内に届いて腸内環境を整える・・・との報告をされています。


●酒粕や米糠の日本食が腸内細菌を増やす・・・

腸内環境を整えるには腸内細菌を充実させる必要があります。

その要となるのが食事ですが、日本古来の食事には腸内細菌を豊かにさせる条件が整っているのです。

植物性食品を豊富に取り入れた食事に、発酵食品が加えられていますし、腸内細菌の悪玉菌を増やす動物性食品の摂取量が少ない食生活も条件の一つでした

しかし近年、動物性食品の摂食が増えたために腸内細菌バランスが崩れ、悪玉菌の横暴が目立つようになったのです。
現代人は毎日の糞便量がとみに減少していることからも、腸内細菌の量が減少していると推察できるのです。

日本人の腸内細菌を維持してきた代表的な菌に“麹菌”があります。
米由来の加工品にはカビが付き易いのですが、中でも麹菌は米に最も相性の良いカビであり、麹菌の米が持つ成分を分解し、その生成物は日本人の遺伝子に有益な情報を当て続けてきた菌だと言えます。

米と麹菌の相性は歴史的な視点からも、日本人の生命始原にかかわってきた貴重なもので、この点からも麹菌は日本を代表する有用菌と謂うことができます。


●米糠と酒粕とステビアをコラボした健康補助食品 ”醗酵米ぬかサプリ”・・・

腸内細菌を確実に増やし、腸内環境を整える目的で考案された のが“醗酵米ぬかサプリ”です。
麹菌や酵母が働く酒粕と、米糠、ステビアなどの食物繊維がエサや棲み処となり、腸内細菌は確実に増殖します。

さらに腸管が掃除されて絨毛の働きが活発になります。
腸管壁がキレイに整備されることで腸内環境は“幸せ物質”や“免疫物質”を作る能力が向上するのです。

“醗酵米ぬかサプリ”は、バイオジェニックスの考えの下に開発されましたが、その働きは多機にわたります。
何より即効的に実感できるのは円滑な排便です。
スムーズな排便と便量が増えるところにバイオジェニックスの健康食品として、老若男女にバツグンの使用感をご体感いただけます。
“発酵米ぬかサプリ”は、酒粕や米糠、ステビアの成分の薬理的作用から、腸内細菌を増やし、セロトニンなどの幸せ物質を作り出すお手伝いをしているようです。

さらに腸管の免疫防御機能を刺激して“免疫の最適化現象=腸管免疫”を整える働きを応援することにもつながります。

 

■参考図書
・人の健康は腸内細菌で決まる  光岡知足著/技術評価社
・健康長寿のための生活  光岡知足著/岩波アクティブ新書
・腸内革命、腸は第2の脳である  藤田紘一郎著/海竜社
・腸は考える  藤田恒夫著/岩波新書